この記事では、パーソナルトレーナーになる前に実践しておくべきことがまとめられています。
まず、集客活動が非常に重要であり、自己分析を行い、自分自身の強みを見つめ直すことが不可欠です。また、情報発信や顧客とのコミュニケーションは欠かせない要素であるということを書きました。これらのポイントを実践することで、お客様に選ばれるパーソナルトレーナーに一歩近づくことができるでしょう。
集客活動
パーソナルトレーナーとして独立して、初めから予約が満員になることは考えにくいでしょう。
独立をしてから、集客活動を始めるのではかなり遅いです。
集客活動には時間がかかるほか、集客のために自分のサービスの紹介をしていくわけですが
もしもパーソナルトレーニングのコンセプトが需要とマッチしなかったらどうでしょうか?
再度自分の商品コンセプトを作り直す必要が出てきます。
よほどリサーチ力や情報発信力に長けていない限り、1回目のコンセプトでお客様に来ていただくことは難しいでしょう。
なので、独立前に事前にニーズをリサーチして万全の状態をつくり、良いスタートダッシュを切れるようにすることが大切です。
例えば、これから24時間ジムでパーソナルトレーナーとして活動する場合は事前にジムで活動しているトレーナーをリサーチする、料金やコンセプト、客層などを可能な限りです。
あなたがどれだけ素晴らしいトレーニングメソッドを持っていても、お客様が求めていなければ宝の持ち腐れです。
またオンラインでの集客を考えている場合はテスト的に広告を配信するのが良いでしょう。
facebook、Instagram広告は始めやすい広告です。パーソナルトレーニングの商材的にもプラットフォームとマッチしています。自分の作った商品に反応がもらえるかどうかを試すことができます。
自分自身の強みを見つめ直す
次にあなた独自の強みを見つめ直す時間を、独立前に見つめ直すことをお勧めします。
なぜならあなた独自の強みとは「あなたといえば〇〇専門のトレーナー」と発信するためのベースになるからです。
集客(テスト)をすることが大切だと前項で述べましたが、その前にあなたがお客様のどのような悩みを解消してくれるのかを明確にしないことには、広告も作ることができません。作れたとしても、あなた以外のトレーナーとの違いがお客様にとって、明確ではない制作物になることでしょう。
特にフリーランスのパーソナルトレーナーは「あなたとは」を明確にすることが重要です。
自身の強み、弱み、同じエリアで活動する他のトレーナーの強みから、あなた独自の強みを抽出して「シンプルな文言に変換して」みましょう。
情報発信
次に情報発信です。これは集客のテストとも重複する部分がありますが例えばブログやSNSを
トレーナー目線で発信を始めておくことです。
想像してみましょう!もしもトレーナーとしての勉強中に将来のお客様に見つけてもらうことができ、デビューする瞬間に体験に来てくれたとしたら、最高のスタートダッシュを切ることができますよね。
少々期待しすぎかもしれませんが、お客様向けに発信する情報はトレーナーの勉強中のあなたでも
できるような一見簡単そうな内容です。
しかし、お客様からしたら貴重な情報になります。しかも勉強したてほやほやのあなたの方が、トレーニング初心者の気持ちに寄り添いやすいのです。(トレーナーを続けていると、お客様の悩みは高度になり情報発信の際にパーソナルトレーニングをまだ受けたことがない方の悩みが見えなくなります。和私の場合かもしれませんが)
未来のお客様とのコミュニケーション
最後は未来のお客様とのコミュニケーションです。いつか契約してもらうぞ!という意気込みで接するのではなく、普通にすれば良いです。例えば、自分の通っているジムでトレーナーとしてデビューするなら最低限の挨拶やマシンを綺麗に使ったり、インターバルでスマホを使わないとか簡単なことです。
全く逆の行動をすれば、パブリックスペースで周囲に気を使えない人間ですとコミュニケーションをとることになります。もちろん気にしないお客様もいると思いますが、パーソナルトレーナーは接客業ですから印象は良いに越したことはありませんよね。
この点は僕ももっと気を使わないといけなかったなと振り返っています。(例に挙げたことをしていたわけではありませんよ!)
SNSでもそうですね!DMで質問したらすぐに返せれば、好印象なトレーナーだなと思ってくれるかもしれません。期待しているのではなく、少なくとも返信が遅ければ良い印象は持たれる可能性は低いでしょう。
まとめ
パーソナルトレーナーになる前にやることは専門知識の勉強や指導スキルを磨くことだけではありません。トレーナーを仕事にするのですから、事業活動となります。
事業活動を続けるためには集客が必要です。集客にはとても時間がかかります。開業しても半分以上が数年後に消えてしまう理由の一つにも集客問題は挙げられます。事業活動は長期戦。
生涯パーソナルトレーナーを続けたいのであれば、今のうちから仕込んでおきましょう。